名所図会 〜古事記神様・人物入門編〜のイラストに引き続き、また古事記の絵を描かせていただきました。
しかも今度はもっともっと子供達に親しみやすい形で、 もっともっとたくさんの神様が登場します。 奈良県のなら記紀・万葉プロジェクトの一環の 古事記かるたです。 文言編集を踏花舎の倉橋みどりさんと石井直子さん 監修を高岡市万葉歴史館館長の坂本信幸先生という 頼りになる方々に助けていただく形で イラストは私、上村恭子が描かせていただきました。 製作は『大和寧楽花札』でもお世話になった カルタ花札の老舗「大石天狗堂」様の製作です。 コレが手元に届いた時、フルコトのみんなで早速すぐに遊びました。 私はイラストを描いたんだから余裕で勝っちゃうよ〜と思いきや、 そこはさすがフルコトの皆ですね。なんか…微妙に負けましたよ…(笑) しかし、倉橋女史作の読み札の読みやすさと響きの美しさが 本当に気持ちがいいなぁ、と感じました。 そして遊んでみて気づいたんですが、 このカルタ、俗にいう「いろはかるた」ではないので、 例えば「あ」が一枚だけではなく数枚あるのです。 なので、ちゃんと読み札を聞いて、 場面を想像して、絵札と合ってるか、 といった「ちゃんと内容を理解する」力が 意外に求められるのがポイント。 だから普通のかるた遊びよりも かなり楽しめるとも言えると思います。 そして絵札50枚の裏面を使っての大きなパズル遊びも楽しめます。 実は私はこの裏面の全体イラストがとても気に入ってまして 真ん中の大和で稗田阿礼さまと太安万侶さまが楽しく語りながら、 記しながら、そのはじから回りに神様が、お話とともに ぽんぽんと浮かんで来ては世界を広げて行く… そんな風に見えたらいいな、と思っているのです。 ぜひ、お手に取られた方は、このパズルもお楽しみ下さいね 名所図会は高校生〜大学生を 主なターゲットにした冊子だったのもあって ちょっと大人向けのイラストを 描かせていただいたのですが、 今回のかるたは小学校4年生から、というのもあって 名所図会の時よりも、もっともっと 「やさしい神様、かしこい神様、ちょっとずるい神様 ちょっといけずする神様、いろんな神様がいるよ」 という事を大切に、楽しく古事記の世界を 表現できるように心がけて 一枚一枚のイラストを描かせていただきました。 ぜひ、機会がありましたら、 お手に取って、ご覧下さいね! よろしくおねがいいたします。 【記紀・万葉 古事記かるた】 通販でお買い求めの方はコチラ >>http://furukoto.cart.fc2.com
by yasjiji
| 2014-03-14 08:51
| こんなお仕事しました
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