短調亭日乗〆老いぼれ日記
2020-02-19T10:02:57+09:00
yasjiji
上村恭子です。奈良の最北端から最南端へ。最近はtwitterでのつぶやき多めです。
Excite Blog
下北山村でほどく
http://yasji.exblog.jp/28853297/
2020-02-19T10:01:00+09:00
2020-02-19T10:02:57+09:00
2020-02-19T10:02:57+09:00
yasjiji
下北山村
今回の長文は題名の割にはどうでもいい話です。まぁいつもだいたいどうでもいい話ばかりですけど主にサウナの話です(笑)
下北山村に来て4、5年経つ。
街にあって村に無いもの。村にあって街に無いもの。
当然どちらもあって、こういう話はいつだってみんなちがってみんないい(by金子みすず)なのだけれど
実際村に住んでると
ぎあああああああ!街では当たり前だったアレが無いと相当辛いいいいいえんんん!みたいな事は、まぁ往々にしてある。にんげんだもの(byみつを)
ちなみに私の場合はガチな整体院とかではなく、クイック的なマッサージ屋が必須で職業病か姿勢が悪いのか、とにかくまれに本当になんかコレは取り憑いているのでは?ってくらいに肩が異様にコる時がある。痛いっつーかクソ重い。言いようのない切なさが頭首肩背中、なんならコレ内臓が痛いのでは?頭痛がヤバイのでは?みたいになる時がある。
奈良市に住んでいた時は、そんな感じで肩がいよいよコレになると徒歩5分圏内にあったマッサージ屋さんに駆け込み首肩に全振りして80分コースとかお願いしてたわけで。あ、腰はいいです。フェイシャルとかもっとどうでも良い。あっあっあああ〜
ところが下北山村にはそれが無い。まあ分かってた。でも実際住むとかなり辛いなってなっていた。これだけで奈良市に帰りたいってなるくらいの。
しかしこれぐらいの年になると自分の機嫌の取り方はわかっているというか、下北山村で出来る回復方法ももうある。
それがきなりの湯でのサウナと水風呂からの最上級マッサージ機リアルプロ×2回コースである。
なんだか私が好んで読む漫画では凄くサウナがブームで、それに感化されて私もとっても最近サウナである。
まず11時オープンすぐのきなりの湯はまだ誰もおらず貸切状態。村人価格400円。
まず身体を洗い、きなりの湯のサウナはそこまで熱くないので先に露天風呂で少し身体をあたためておく。
そんで、サウナに入って20分くらいかな…あ、限界、ってなってからもう少しだけ。
そこからかけ水をしていよいよ水風呂。
入り切るまでが苦行感あるけど入ってしまったらちょっと今まで感じた事の無い感覚になる…。これは体験してもらわないとわからない…。我の体温が肌の周りの温度を上げてベールを作って私を守っているのを感じる…それがいい…。バーリアー…。なに言ってんだ…私もわからない…。
で、しばらく入っていると、ちょっとラリる…みたいになる…これがラリるってやつじゃないかな…。視覚の光の感じ方と聴覚が異様に過敏になってくる。これが体に良いのかはわかりません。悪いのかもね…ふふふだから自己責任でね…。
そうなるとこれ以上はアカンアカンってなって湯の方の浴槽に入る。血液の循環か皮膚の表面が全身パチパチパチパチッ!てなって身体が再起動!って雰囲気になる。
ココではあまり長湯せずにベンチに座る。
身体も頭もふわーーーッとなって、なんか大体の事はどうでも良くなるのが分かる…そうだわ…なんでも生きてりゃオッケーじゃないの…他人は他人…私は私…。
その後、フルーツ牛乳を一気飲みしてからのきなりの湯1番の最上級マッサージ器リアルプロ先生16分300円まだ誰もいないから大丈夫600円で32分頸椎まわりコースを気兼ねせずたっぷり。
あー至福オブ至福✨
そんな感じで身体と頭にエラーサインが出始めたら、下北山村ではこうして再起動するようにしている。ありがとうきなりの湯。
だから今日も下北山村で生きていけるのです。
移住する人に言いたい。街⇆田舎のレベルに極端に格差がわりとある人は辛い時の自分の機嫌の取り方を、出来たら日常範囲の部分に早く見つけた方が良いと思っています。]]>
この景色の向こう側
http://yasji.exblog.jp/28806967/
2020-01-19T02:31:00+09:00
2020-01-19T02:34:17+09:00
2020-01-19T02:34:17+09:00
yasjiji
下北山村
地図や、航空写真や街の模型で自分の家をつい探してしまうってことない?あれってなんなんかな。愛?
今日いつも来てる場所で季節と、高さと明るさの条件がたまたま合ってこんなにも心を掴む景色を見せてくれるのだという事を初めて知った。
海があって、鉄塔があって、なんかちょっと可愛い色のちょっとした橋があって
奥にはうっすらと雪化粧をした山が重なっていた。
ほら、あんなに美しく折り重なった山々の中に私たちが日々暮らす村があるんですよ〜
ねぇ綺麗でしょう
というふうに自分の村の方を見ながら想いを馳せられるの良かった。
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覚悟、のようなもの。
http://yasji.exblog.jp/28794840/
2020-01-10T23:34:00+09:00
2020-01-10T23:38:02+09:00
2020-01-10T23:38:02+09:00
yasjiji
下北山村
2020あけましておめでとうございます。
色々詳しくは言えないので
凄く抽象的な話をしますが。
ただ、自分にとって何かすごく大切な事のような気がして
新年の挨拶がてら覚書き。
*
本来大切にされるべきものが
色々な事情があって、
なんだかどうも
軽視されているのではないかなぁ
という状況がまずありました。
だから
あれは本当は凄い物なんよ、
もっとみんなまず知って欲しいなぁ
という事をたまに、口にしてました。
『このままでは確かに自分もアカンと思っています。』
と、口で言ってくれる人は
何人かいたけれど
でも誰も動力までには伝わって無いふうで。
ただそれはわりと想定内で
それでも私は言い続けるだけはして行こう
そんな風に思ってたわけです。
そう
でもその言葉をちゃんと聞いて、
返事を返してくれる人がいた。
という話です。
まぁどーせ誰も聞いてないだろーなーと思いながら呟いた言葉に返事があった時
人はどんな心境になるか
嬉しくて踊りだしそう?
いや、正直『やべえ』と思った。
「この事に、力を入れて行こうと思っています」
という言葉に
その人なりの覚悟のようなものが
確かに、見えたから。
ただその言葉を聞いて
私は
ずっとずっと遡り
縁あって
ちゃんと奈良の南部まで想いが行き届いている人たちと出逢った事自体も
そこから歴史、文化
色々な奈良の横顔を
見せてもらえた事も
そこから
この南の端っこの村に自分がこうして
居る事も
ひとつひとつ
全てに意味があって、
一本の糸で繋がったような
そんな気すらしたのだけれど
まあ、でもそれはちょっと思い込みのような話だけど
けれども
何か大切な事を繋いでいく為に
私がもしかしたら
お役に立てるのかもしれないという
そんな光が見えたような
気もしたのも事実で
そんな大切な嬉しさと
そして覚悟のようなものと
そんな事を感じた新年のはじめ。
どうか皆様におかれましても
良い年でありますように。
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2019年をふりかえったり、2020年のことをかんがえたり
http://yasji.exblog.jp/28778531/
2019-12-31T20:37:00+09:00
2019-12-31T20:39:25+09:00
2019-12-31T20:39:25+09:00
yasjiji
お知らせ
割と本気で感覚は正倉院展終わったばっかり〜みたいな感じなんですが大晦日なのでした。わーお
さて…今年どんな事があったっけな?とTwitter検索に頼ると(忘れっぽいもんで…)ほぐほぐまつりの事が出てきたりして、もはや懐かしいといいますかしんみりしちゃいますが、
『我々は奈良県南部にある〇〇村から来ました』みたいな言葉につい涙ぐんだな〜みたいなツイートとか見てまた涙ぐんだりして…
奈良県39市町村への気持ちが随分と変わったような感じがありました。
そういえば市町村といえば
今年は下北山村での立ち位置がなんとなく、ガラッと変わったな〜というのを実感した年でした🌸
今までは村からのご依頼も「移住者」としての意見発表だったり取材だったり
それは東京行かせてもらったりとか色々な人と繋がったり、とても楽しい面もあるんだけど、
求められているのは「移住者でなおかつちょっと変わった事してる人」ってだけなので、なんかナ〜私でなくてもナ〜、みたいなのは常に感じていて。
ただ今年のご依頼は昨年からのカレンダーに始まり桜祭りポスターも今年はコンペ形式だったけど選んでいただいて
そして宝探しイベントのクイズから考えたり
そこから前鬼くんというキャラが爆誕したり
みそツッチーパッケージ作ったり
歴史系の教育講演会でパネラーしたり
イルミネーションのデザインから司会までしたり
あれ?なんか途中からかなり無茶振り案件も増えてて?あれ?わたし村のみんなから逆にどんな人やと思われてんの?みたいになってますが(笑)
とにかくバリエーションに富んでて
大変だった事も当然あるけどかなり楽しかったです。
私は何かを描いたり作ったりする人やから、誰かと何かを作り上げる時がやっぱり1番楽しいというか自分が出せるというのがあって、
その上で相手からの反応があって、という
そんな温度のやり取りが殊更に愛おしかった。
そうそう色んな人に助けてもらいながら
下北山村のLINEスタンプも作ったんでしたねぇ。
あれも沢山の下北山村愛に触れられて楽しかった…
来年の話をすると鬼が笑うって言いますが、来年は前鬼君後鬼ちゃんをもっと推していきたいな🤗
イラストのほうではツムラさんの中将姫やら万葉集がらみの歌人やままのてこなちゃんや、御霊神社の井上内親王などなど描きました🌸
実はツムラさんとは今後もありがたい事にまだご縁が続きそうで…
何より私が楽しみですが、皆様にも楽しんでいただけたらと思います☺️
今年お世話になった皆様、ご縁あった皆様、本当にありがとうございました✨
どうか来年も!2020も!よろしくお願いいたしまーす🙏✨]]>
優しい想いが受け継がれていく
http://yasji.exblog.jp/28771218/
2019-12-27T04:58:00+09:00
2019-12-27T05:03:45+09:00
2019-12-27T05:03:45+09:00
yasjiji
未分類
ちょうど今ぐらいの時期、風邪などで漢方をいただく事がある。
苦い中にも少し甘い
味そのものからもう「いかにも効きそう」と頼りになるような、そんなイメージ。
自然と健康を科学する
株式会社ツムラ様にご依頼頂き、
なんと、なんと中将姫のイラストを描かせていただきました。
『ツムラの中将姫』といえば高畠華宵氏のものが有名で
それはそれは美しいものでしたから、
そんな『ツムラの中将姫』を描かせて頂けた事は恐れ多さ半分、
しかし本当にただただ、ひたすらに光栄であります。
そしてこの仕事を進める中で、
ツムラ様にとって中将姫がどれほど大切にされてきたかが幾度となく伝わる場面があったのも私にとっては嬉しい事でした。
中将姫は伝説ではありますが、
しかしながらその物語の中で姫が差し伸べた優しさが
実際こうして今の世まで現実に受け継がれ、大企業となり、今なおこれだけの大勢の人達の身心の支えとなっているという事実が
本当に凄い事だとあらためて思うのでした。
ツムラさんからは、中将姫と、
それともう1人、姫を現代女性に具現化したよな女性を描いて欲しいとのご依頼でした。
姫の想いは、確かに今の女性の辛さにも確実に寄り添っているな、と想いつつ
描かせていただきました。
余談でさらにワタクシゴトの思い出話ですが、
子供の頃大好きだった銭湯の薬湯と言えば、まさしくこの現代女性のビジュアルが持っているこのバスハーブの香りでした。
漢方というと、どうしても苦いイメージですが、
そうして温かな想い出や、また誰かの優しさと共に差し出されたようなそんな場面もあると思います。
どうかその想いが、
これからもずっと続きますように。
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突然の人との別れは何故かいつも年の瀬で
http://yasji.exblog.jp/28765114/
2019-12-23T05:41:00+09:00
2019-12-23T05:46:39+09:00
2019-12-23T05:43:02+09:00
yasjiji
未分類
突然、
本当に突然亡くなられた
私は良く言えば好奇心旺盛すぎ、悪く言えば優雅さに欠け品が無く、そんなに良い生徒ではなかったのだけれどそのお稽古の時間は凄く好きだった。
好奇心旺盛ゆえの遠慮の無いガサツさにも、先生はいつも少し呆れたように、それでも本当に楽しそうに声出して笑いながら教えてくれた。
というか元々のお顔が、いつだって目が笑ってるよな、笑顔がデフォルト!みたいな人だった。
数年前から南に引っ越して、そんな楽しいお稽古にもなかなか足を運べなくなった。
それでも私達のお店(フルコトやことのまあかり)に来てくれたり、本を出した際の出版トークショーなんかにも来て下さった。
おしゃべりとお酒と、とにかく人が大好きな人で沢山の人に私の事を宣伝してくれてたのだとも聞いた。
私も先生から『あの子も今はこんなんして頑張ってやんねん☺️あ、あの子も今はコレコレで頑張ってるみたいやで☺️』と、沢山の人の活躍を聞かせてもらっていた。
最初のほうは私が直接知らない人も沢山いたりしたものだから誰やねん…ってちょっと思ったりもしたけどそのうち、そのあたりも先生らしさが滲み出てるなぁ、と先生の話の中だけで垣間見える見知らぬ人のご活躍を喜んだりもした。
多分こうして私の事も『恭子ちゃんも頑張ってやんねんで』といろんな人に沢山お話してくれたんだろうと思う。
お別れのお式はそんな沢山の人を愛してまた愛された先生と、また、だからこそ悲しいお別れの式はひっそりとしたかったのだろうな、と
小さな式場と、それに全く見合ってないとにかく人が溢れ出た様を見ながら
『あの子もな、頑張ってやんねんて!』という言葉が先生の声であのイントネーションであーめちゃくちゃ再生余裕やなぁ、何度も何度もそのセリフ聞いたもんなぁって思い浮かべて泣いていた。]]>
下北山村イルミネーション✨キナリエ✨
http://yasji.exblog.jp/28763106/
2019-12-21T22:55:00+09:00
2019-12-21T22:59:35+09:00
2019-12-21T22:59:35+09:00
yasjiji
未分類
下北山村イルミネーション✨キナリエ✨本日の点灯式
楽しく無事に終わりました☺️
村長さまより嬉しいお祝いの言葉を頂戴し、
素敵な歌やお話で盛り上げていただき、
また暖かい飲み物の振る舞いでお手伝いいただき、
✨
そして何より✨沢山のご来場の皆様のおかげで
大変暖かく嬉しい点灯式✨となりました。
✨
皆様本当に今夜はありがとうございました😊
✨
18時〜23時迄
本日より来年2月末まで
下北山村スポーツ公園入口にて
皆様のお越しをお待ちしつつ
点灯しておりますので
どうかこの冬は引き続き
よろしくお願い申し上げます✨✨✨
✨
最後に、
キナリエの会会長西岡千種の挨拶と
私、副会長上村恭子からのオブジェの説明を貼っておきますね😉✨
✨
*・゜゚・*:.。.˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚ .。.:*・゜゚・*
2007年から12年間冬の風物詩として村内外にも知れ渡り、目を見張る見事なイルミネーションを商工会青年部を中心にして続けてこられました。
大変なご苦労があったと思います。
そのお楽しみイルミネーションが今年からなくなるかもしれないと聞いて、
この灯りを絶やしてはいけない、今まで続けてきてくれた人たちの思いを生かすためにも、この灯りを絶やしてはいけない、
ただそういう思いからキナリエの会を立ち上げたのが10月下旬でした。
✨
それから今までの間多くの方々に力を頂きました。
小学生、中学生は図工の時間に瓶のカンテラやプラバンを作ってくれました。村民の皆さんにもみんなで作ろうに参加して作って頂きました。先週の皆で飾ろうにも、たくさんの人が参加してくださいました。
ありがとうございます。
✨
まさしく手作りのイルミネーションです。
✨
【真ん中のお家🏠をイメージしたオブジェの説明】
キナリエのお知らせなどにも添えさせていただいた
文章の一部にも書かせていただいたのですが
この下北山村に夜に訪れる、特に北から来る人や、
また帰って来た私たちにとって暗くて寒い長い山道を抜けた先に現れる可愛い山間の灯りたちは心も温めてくれるものでした。
✨
この真ん中にあるオブジェは、
そのほっとさせてくれる、
暖かな山間の灯りたちをイメージして、
スカイウッドの本田昭彦さん、森田大輔さん
そして大工の辻之内等さんに製作していただきました。
大変暖かな可愛らしい仕上がりで
本当にイメージ以上の素敵な景色ができたと思っております。
この場をお借りしてお礼申し上げます
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歴史と、文化と、そして子供達に対する限りなく優しい目線
http://yasji.exblog.jp/28749554/
2019-12-15T04:33:00+09:00
2019-12-15T04:36:36+09:00
2019-12-15T04:36:36+09:00
yasjiji
未分類
この日記上北山村に眠る日本遺産の謎を解け!https://yasji.exblog.jp/28714642/
…で書いた上北山の謎解きイベントの主催『がんばろらえ!かみきた』さん
娘の持って帰ってきた小物たちや、付いて行った夫の写真から手厚いおもてなしと丁寧で念入りな準備などは伺い知れたもののいかんせん七歳なったばかりの娘からは問題やギミックの細かい部分は聞き出せずじまいでそこも凄く知りたかった
でお話聞いたらば、いやもう凄い凄いただただ参加者の子供みたいにわあわあテンションブチ上がってもうひたすらに問題や仕掛け、ギミックそれぞれに純粋に感動してしまった。いやー普通にわあわあ言うてもうた。
同行のK君がまとめてくれんかったらただの『あー面白かった』で帰るとこだったあぶないあぶなーい。
あのですね、まず吉野の日本遺産の公式のパンフがあるじゃないですか。お好きな方しか読まないようなやつ。あれをまず攻略本として子供たちに配って、ちゃんとそれを読めばヒントになるクイズの作り方をしているわけです。
そうすると自ずと子供達もパンフを夢中で読むという…
いや、コレだけでも凄いと思ったんです。
子供達に日本遺産のパンフを夢中で読ませる、っていや本当めちゃめちゃ凄くない⁉️
さらに大人げなく大声で感嘆してしまったのが、日本遺産エリアマップページにかみきたさんが一生懸命プリンタで出したクリアマップを重ねたら上北山村のフィールドがダンジョンマップみたいに浮かび上がる仕組み…
何を言ってるかわからねーと思うが俺も何を言ってるかわからない…
でも本当にそうとしか説明できねんだ…とにかく凄かった…気になったらみんな上北山村に来ればええやん…
…そんな感じで子供向けだからと変な偏ったストーリー仕立てにしたりせずちゃんとした根拠のある記述や想いに敬意を払っているのがとにかく本当にいいなと思ったしそういう姿勢は見習いたいなと思わせられた。
で先述の『謎解きに感動しましたエントリ』の時にも既にコメント頂いていたのだけれども
最初聞いていた『村を沢山の子供達が走り回る姿を見たい』という動機に加え
>こどもたちに大人になっても残る思い出>友だち作りの体験をプレゼントしたい>謎解きに力をあわせてチャレンジする面白さを伝えたい>こどもがいっぱいの風景で村人にも元気を
という想いもあったと聞いた。
大人になっても残る思い出や、友だち作りの体験…にはその想いに至ったキッカケもあって、上北山に住む今は大人の方が子供の頃に近隣の子供達と遊ぶ、という催しがあったそうでその時にお友達になった人と今でも交流があるんだよ…というエピソードを聞いて
ああコレを今の子供達にも是非…
と思ったとか…いや…普通にええ話すぎるでしょ…尊みがエグいわ…
そんな限りなくどこまでも優しい動機と歴史と文化に対する真摯な敬意
それがちゃんと芯にあるイベントだったんだなぁ。としみじみと感動したし、これからも自分で何か事を起こす時にはそうありたいと思った。
🌲🌲🌲🌲🌲写真はお昼をいただいた【上北山🍴かわべの家】169号沿いのデイリーの2階すーごーく眺めが良い窓際に並べられた元学校の机?もすっごく素敵✨
チキン南蛮プレートはボリュームあって肉がめちゃ柔らかかった。あとこんにゃくがとにかく美味〜南和はどこもかしこもこんにゃくが美味い美味いね〜
手描きの『かわべのいえ🏠』可愛すぎでした🤗
#上北山村 #がんばろらえ!かみきた#かわべの家]]>
万葉集カレンダー 【梅花の宴】
http://yasji.exblog.jp/28744701/
2019-12-12T03:54:00+09:00
2019-12-12T03:57:59+09:00
2019-12-12T03:57:59+09:00
yasjiji
イラスト
初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす
今年の春、時代が変わった。
昔、子供の頃にも味わった平成に変わる瞬間というのは、自粛自粛のただただひたすら暗い雰囲気で、人が驚くほど少ない東京丸の内の景色とかを映し出していた思い出がある。
でも『令和』という元号が発表された日やそして令和になった瞬間とかはなんだかワクワクふわふわソワソワとしていて、季節外れの正月のよな、暖かで厳かな、まさに凛とした梅の花が綻んで甘く薫るよなそんな独特なムードが漂っていたよに思う。
『令和』という言葉が発表された時、私は某テーマパークにいて、そんなハレの場に居ながらもなんとなく心はソワソワとしながら度々スマホをチェックしていた。
そして発表されるや否や、万葉集に造詣の深い人達の喜びだとか、お遊びや憶測や推測だとか、さまざまな切り口で祝うのを眺めるのは楽しくて仕方がなかった。
良き時代になりそうな気がしたとまで結ぶ自信がないけれど
冬から春に変わるよにだんだんと暖かくなるよに良き年に、時代になって欲しいと願ってやまない。
そんな想いでこの表紙を描きました。………古事記カレンダーに始まり、生駒あさみとは女神、皇女、女帝のカレンダーイラストを描いて来ました。
彼女達にはそれぞれストーリーがあり、彼女達の立場から、思い詰めた表情も覚悟や意思を秘めたものとして描いて来ました。
今回は令和という事で、万葉集をテーマにしましたがこれだけ女性を描いておきながら、初めて『恋愛』という色彩で色付けしたものを描いたような気がします。焦がれるような痛みや、秘めたままにせざるを得ない(得なかった)想いなど昔と今、私と彼女たちと同じ痛みかはわかりませんが今回はそのあたりも重ねたりもしつつ描いています(照)
🌸歌の選定、説明などは生駒あさみさんによるものです。]]>
万葉集カレンダー 【倭姫王】
http://yasji.exblog.jp/28734961/
2019-12-06T05:45:00+09:00
2019-12-06T08:25:32+09:00
2019-12-06T05:46:47+09:00
yasjiji
イラスト
恋人だとか、いわゆる特別に想いを寄せていた人を亡くした経験は無い。
だからこの倭姫王の歌の深い悲しみの本当の所は分からないのだけれど
でも多分誰でもそうかと思うのだけれど
ちょうどこのくらいの、乾いた空気と
彩度の低い空と白い息の中で、
思い出す人のひとりやふたり、いないわけじゃない。
なんだかそれは
決まって何処かに出掛けたいくらいの
もの凄く呑気に晴れた日だったり
誰かに想いを告げたいくらいに
月が明るい夜だったりする。
だからここは月の明るい夜を描いたのです。
倭姫王
●人はよし思ひやむとも玉蘰影に見えつつ忘らえぬかも(2-149)
【訳】人々が忘れ去ってしまうことがあっても、私には大君の面影が見えて、忘れることはできません。
随分としばらく心が立ち直れなかった事がある。
でもその人は特に親しい知り合いな訳ではなく、
ただ普段の風景に当たり前に居る人なんだと思っていた。
みんな驚きはしたものの、
多分私もそうだとは思うのだけれど、表面は凄く普通で普段通りで
みんな凄い、大人だ。どうやって折り合いをつけているのだろうか、と思った。
しかし時折感じる事はある。
みんなにそれぞれ
「みんなが忘れても私は…」という風に
ずっと想われてる人なのかもしれない。
ちょっと歌の趣旨とは外れてしまった。年の瀬だから許してください。
ーーーーーーーーーーーーーー
倭姫王
天智天皇の皇后。古人大兄王の王女。天智天皇崩御後、即位したという説もある。天智天皇死去前後の挽歌が『万葉集』に四首収録。
………
古事記カレンダーに始まり、生駒あさみとは女神、皇女、女帝のカレンダーイラストを描いて来ました。
彼女達にはそれぞれストーリーがあり、
彼女達の立場から、思い詰めた表情も覚悟や意思を秘めたものとして描いて来ました。
今回は令和という事で、万葉集をテーマにしましたが
これだけ女性を描いておきながら、初めて『恋愛』という色彩で色付けしたものを描いたような気がします。
焦がれるような痛みや、秘めたままにせざるを得ない(得なかった)想いなど
昔と今、
私と彼女たちと同じ痛みかはわかりませんが今回はそのあたりも重ねたりもしつつ描いています(照)
🌸歌の選定、説明などは生駒あさみさんによるものです。]]>
万葉集カレンダー 【但馬皇女】
http://yasji.exblog.jp/28720312/
2019-11-27T02:45:00+09:00
2019-11-27T02:48:42+09:00
2019-11-27T02:48:10+09:00
yasjiji
イラスト
水の綺麗な村は
人の住処がとても川に近い。
昼間はキラキラとエメラルドの柔らかで爽やかな川の水も、例えばキャンプとかで
川のそばで眠った事があったなら
あの夜の黒い水と、延々とした流れる音を、ほんのりと畏怖のものとして
捉えた事のある人も少なくないのではないかしら。
明け方とはいえ、
少し光を添えた程度の暗さの中で
そんな川を渡るというのは、
やはり並大抵の想いでやる事ではないな、と。
個人的な感想だけれど、
少しだけ、命をかけてもというくらいの覚悟も見えるような…それかただのヤケ、か。
9月10月は
但馬皇女のそんな歌を。
●人言を繁み言痛み己が世にいまだ渡らぬ朝川渡る(2-116)
【訳】人の噂があまりにうるさいので、生まれてはじめて夜明けの川を渡ります。
…大伴坂上郎女の「姫百合」の歌は伝えられぬ故の恋心の苦しさ辛さだったけれど
この歌はお互い気持ちが通じあったものの
結局は許されぬ恋の
これまた狂おしいような辛さが歌われています。
冷たい水に、袖を濡らしつつ。
自分の身よりも、逢いたい気持ちが先に立つような
暗さと、冷たさと暖かさの間にあるよな
まさに夜明け前直前の紫の色。
こんな狂おしい恋心に色がついているなら、きっとおそらくこんな色ではないかと思いつつ。
ーーーーーーーーーーーーーー
但馬皇女
天武天皇の皇女。母は藤原鎌足の娘、氷上娘。高市皇子の宮にいたとき、穂積皇子への思いを詠んだ歌が『万葉集』に三首残る。
………
古事記カレンダーに始まり、生駒あさみとは女神、皇女、女帝のカレンダーイラストを描いて来ました。
彼女達にはそれぞれストーリーがあり、
彼女達の立場から、思い詰めた表情も覚悟や意思を秘めたものとして描いて来ました。
今回は令和という事で、万葉集をテーマにしましたが
これだけ女性を描いておきながら、初めて『恋愛』という色彩で色付けしたものを描いたような気がします。
焦がれるような痛みや、秘めたままにせざるを得ない(得なかった)想いなど
昔と今、
私と彼女たちと同じ痛みかはわかりませんが今回はそのあたりも重ねたりもしつつ描いています(照)
🌸歌の選定、説明などは生駒あさみさんによるものです。]]>
万葉集カレンダー 【大伴坂上郎女】
http://yasji.exblog.jp/28716267/
2019-11-25T03:09:00+09:00
2019-11-25T03:12:17+09:00
2019-11-25T03:12:17+09:00
yasjiji
イラスト
自分の中だけで仕舞い込まれたままで終われたなら、
その想いは「無かったもの」と同じになるのでしょうか。
今も昔も
相手に、自分に、理由があるゆえの
決して伝えられないような、辛い恋をした事のある人はそんなに少なくないと思う。
いっそ伝えて振られるほうが
楽だと言わんばかりの
でもその想いを無理やり殺してしまわず
自分の中だけでも大切に大切に
無くさないようににぎりしめておくくらいは許されると思いたい。
7月8月は
そんな人知れず咲いている
ひめゆりになぞらえた大伴坂上郎女の歌です
●夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ(8-1500)
【訳】夏の野の繁みにひっそりと咲いている姫百合が誰にも知られないように、相手に知られていない恋は苦しいものです。
……企画者の生駒あさみさんが提示してくれた六首の中、
真っ先に構図と色が決まったのがこの歌でした。
もう少しで焼けそうな微妙な夕焼け空の色。
もしかしたら綺麗に焼けないかも知れない。
あと草むらは私が特別好きな細い線のシルエットにしよう。
そんな風にすぐ決めた絵です。
とにかく空が紅く焼ける少し直前のようなそんな背景の色にはめちゃくちゃこだわりました。
気に入って名刺にも使っています。
今の心情にも似てるからかも。
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大伴旅人の妹。家持の叔母で義母。穂積皇子と結婚し、死後に異母兄宿奈麻呂の妻となる。大伴大嬢の母。『万葉集』に長歌6首、短歌、77首、旋頭歌1首を収録、女性では最多。
………
古事記カレンダーに始まり、生駒あさみさんとは女神、皇女、女帝のカレンダーイラストを描いて来ました。
彼女達にはそれぞれストーリーがあり、
彼女達の立場から、思い詰めた表情も覚悟や意思を秘めたものとして描いて来ました。
今回は令和という事で、万葉集をテーマにしましたが
これだけ女性を描いておきながら、初めて『恋愛』という色彩で色付けしたものを描いたような気がします。
焦がれるような痛みや、秘めたままにせざるを得ない(得なかった)想いなど
昔と今、
私と彼女たちと同じ痛みかはわかりませんが今回はそのあたりも重ねたりもしつつ描いています(照)
🌸歌の選定、説明などは生駒あさみさんによるものです。
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上北山村に眠る日本遺産の謎を解け!
http://yasji.exblog.jp/28714642/
2019-11-24T05:18:00+09:00
2019-11-24T05:23:35+09:00
2019-11-24T05:23:35+09:00
yasjiji
下北山村
先日の16日にお隣の上北山村で、探検謎解きイベントがあった。
近隣村の小学生にチラシが配られ事前予約制、また、ある程度の人数で予定しているようで「抽選」との旨が書かれていた。
保護者から離れて子供達だけでチームを組み、ランチもビュッフェ形式のものがいただける。
様子を聞いたり写真を見ると、その仕組みや仕掛けの細かさに本気で驚いた。
うわーこりゃ相当手間暇と人力かかってんな…と思った。そりゃこれは抽選やわ。もともと数稼ぎのイベントではないみたいだった。下北山村でも夏に宝探し系の子供向けイベントをしたからめっっっちゃ分かる。ねぇこれめちゃくちゃホンマに大変やったでしょ⁉️いやーヤバいわ…こんな細かい事までようしてくれはったわ😭と主催者目線でも親目線でもほんまに涙出る。
あと、なんか…ほんま外向けのイベントじゃないんやな?ってのも私にとっては結構新鮮であった。
すっごい…なんていうか「外部とコミット‼️」「情報発信‼️」みたいな事に…最近ちょっと…個人的に食傷気味なところがありましてね…。
まぁそれはいいんですけども…。年齢的なものもあるのかな…。あはは…。
で、冒頭のセリフに戻る。
子供が少ない村だから、村の中を走り回っている子供達を見たいと思った
というのが動機だったそうだ。
上北山村は下北山村よりもうちょっと子供達の数が確かに少ない。実は宿泊系の学校行事も上下合同で開催していたりもする。
おそらくはその純粋すぎるかのように見える動機も本心なんやろな、って思う。
そしてその動機でここまでの労力かけて子供達を本気で楽しませてくれた事がすごいなって思った。テーマも村にある日本遺産の謎とか激アツやなって思った。
実際7歳女性はチラシをもらった日からソワソワとずっとこの日を楽しみにしていて、何度も何度もチラシを見て、当日も当然めちゃくちゃ楽しんでいたし、これからもずっと覚えていると思う。
SNSで楽しんでマース!ってアピールするようなイベントではないけれど都会の人がやってきて参加するようなイベントでもないけれど
きっとこういうあたたかな動機から起こした行動が、今まさに村にいる小さな子供達のお楽しみや思い出につながって、また将来何かがうまれて、繋いでいくものなのではないかと私は思っているしそれを信じたいと思う。(チラシは告知チラシ。イベントは終了してます)]]>
万葉集カレンダー 額田王
http://yasji.exblog.jp/28713149/
2019-11-23T06:41:00+09:00
2019-11-23T06:42:39+09:00
2019-11-23T06:42:39+09:00
yasjiji
未分類
飛鳥時代や奈良時代の皇女や女帝などを随分沢山描いた。
そんな中、何故か額田王とご縁が無かったというかなんとなく意外と描いた事がなく、幾度と『額田王は描かないんですか?』と聞かれた。
額田王はなんだか特別な気がしていた。
『あかねさす紫野行き〜…が1番好きな歌なんです』という人に出会ったのも一度や二度ではない。
まああのやりとりに物語を感じるのは凄いわかる(わかる)でも真面目そうな人がコレ好きなんです、って言うとちょっとドキッとするような(笑)というわけで5月6月は額田王です
●古に恋ふらむ鳥は霍公鳥けだしや鳴きし我が思へるごと(2-112)
【訳】遠い過去を恋い慕って飛ぶという鳥は、ほととぎすでしょう。確かに鳴いたかもしれませんね。私がこうして昔を偲んでおりますように。
…額田王もだけど万葉集に出てくる女性歌人は度々『恋多き女』みたいな言われ方をされる事がある。
恋多き女って皆さんどんなイメージなんでしょうかね
フワフワして惚れっぽい夢みがちな感じ?それかとにかくめちゃくちゃモテる女、みたいに思ってる人もいるでしょうし逆に寂しがり屋であちこちフラフラしてる…みたいなそんな悲しいイメージの人もいるかも知れない。
額田王はなんだかそのどれにも当てはまらないような気がする、と思った。でも、なんだか結局よくわからないままだった。
人それぞれの額田王が多分いるのだろうな、と思いつつ
そんな絵です。ーーーーーーーーーーーーーー大海人皇子(天武天皇)の妻となり、のちに天智天皇の後宮に入ったという説もある。天武天皇との間に十市皇女を産む。『万葉集』には長歌三短歌十首(重複一首)を収録。………
古事記カレンダーに始まり、生駒あさみとは女神、皇女、女帝のカレンダーイラストを描いて来ました。
彼女達にはそれぞれストーリーがあり、彼女達の立場から、思い詰めた表情も覚悟や意思を秘めたものとして描いて来ました。
今回は令和という事で、万葉集をテーマにしましたがこれだけ女性を描いておきながら、初めて『恋愛』という色彩で色付けしたものを描いたような気がします。焦がれるような痛みや、秘めたままにせざるを得ない(得なかった)想いなど昔と今、私と彼女たちと同じ痛みかはわかりませんが今回はそのあたりも重ねたりもしつつ描いています(照)
🌸歌の選定、説明などは生駒あさみさんによるものです。]]>
万葉集カレンダー 狭野弟上娘子
http://yasji.exblog.jp/28709716/
2019-11-21T02:41:00+09:00
2019-11-21T02:48:48+09:00
2019-11-21T02:45:43+09:00
yasjiji
イラスト
奈良市と京都程度ならある。中距離とも言えないな。
それでもたったそれだけの距離でダメになった。距離のせいじゃないかもしれないけれど。
でも会わなければこんなに薄まり消えていく
はかない情もあったものだと身に染みた。3月4月は狭野弟上娘子です
●君が行く道の長手を繰りたたね焼き滅ぼさむ天の火もがも(15-3724)
【訳】あなたが行く長い道のりを、手繰り寄せて折りたたみ、焼き尽くしてくれるそんな天の火がほしい。
…夫の中臣宅守が理由は不明だけど越前に配流されます。その配流先の夫を思う歌しか彼女のことを知る手がかりはない…のだそうです。
道のりを繰りたたんで焼き尽くす。凄い表現するな…とまずはじめに思いました。ちょっと今の感覚では思いつかない感じがする。
コレを絵に表現するのもなかなか苦労しました。今回のカレンダーの絵柄の中で1番苦労したかも。
そもそもそれどういう状況なん、みたいな。
手繰り寄せた道と、炎の色とあと、とにかく『行かないで』の、それこそ、いつまでもいつまでも焼き付くような想いかな。
私もそれぐらい言ったならまた違う今があったんでしょうかね。
私の解釈がウェットでスミマセン。炎だけど。
そんな絵です。ーーーーーーーーーーーーーー狭野弟上娘子奈良時代の下級女官か。夫の中臣宅守が越前国に流罪になった際に二人の間で読み交わされた歌が『万葉集』に収録。娘子の歌は二十三首。
………古事記カレンダーに始まり、生駒あさみとは女神、皇女、女帝のカレンダーイラストを描いて来ました。
彼女達にはそれぞれストーリーがあり、
彼女達の立場から、思い詰めた表情も覚悟や意思を秘めたものとして描いて来ました。
今回は令和という事で、万葉集をテーマにしましたが
これだけ女性を描いておきながら、初めて『恋愛』という色彩で色付けしたものを描いたような気がします。
焦がれるような痛みや、秘めたままにせざるを得ない(得なかった)想いなど
昔と今、私と彼女たちと同じ痛みかはわかりませんが今回はそのあたりも重ねたりもしつつ描いています(照)
🌸歌の選定、説明などは生駒あさみさんによるものです
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